ベルリンのITスタートアップで働くジャバ・ザ・ハットリの日記

日本→シンガポール→ベルリンへと流れ着いたソフトウェアエンジニアのブログ

海外スタートアップ事情

「ITスタートアップで**を考えている奴ってバカじゃね?」と一刀両断されたがバカで結構です、と

こちらのスタートアップ界隈でのランチはだいたい周りの会社なんかにいるエンジニア達4,5人と一緒に食べて話をする。話の内容はいろいろだが、最新技術系の話が多い。 「おい、人工知能でその人にあった好みの料理を作る機械知ってるか?」とか「ドローン…

エンジニアの技術力とプロジェクトのヒット率の悲しい相関性

元同僚のエンジニア達に会っていろいろ話す機会があって、彼らと話すうちにエンジニアの技術力とプロジェクトのヒット率の悲しい相関性について言及するに至った。人材の流動性が高いシンガポールのスタートアップで働いていると、同僚と仲良くなっても自分…

エンジニアとして優秀な奴が全部持っていって、後は残りカスすら無いという現状を直視する

あらかじめ言っておくと結論はなく、今までの考え方はちょっと間違っていたな、というだけの話。エンジニアの世界にはやたら技術レベルの高い人が居て「こんな人にはかなわない」となることがある。そういう人と真っ向から勝負しても、負けるだけなので私な…

「ポケモンGO」の世界的大ヒットをとても嬉しく思う海外在住日本人の視点

海外在住の日本人としてポケモンGOの快挙をとてもとても嬉しく思っている。 あらかじめ言っておくと本日時点でシンガポールではまだポケモンGOがリリースされていない。したがって街のどこを見ても誰もポケモンGOをやっている人は居ない。それでもここ数日、…

英語圏のITスタートアップにおいて日本人であることの唯一のメリットを転職で活かす方法

もうぶっちゃけて言ってしまえば英語圏のITスタートアップで働く場合に日本人であることのメリットなんてほとんど無い。日々の業務で実感できることなんて皆無だ。ほとんどの情報は英語で発信されているし、会議もランチ中の会話も英語。ジリ貧状態の日本市…

はっきり言う。コードレビューが嫌いだ。そしてその理由が分かった

だいたいどこでもコードレビュー絶賛中だ。「コードレビューで知識を共有できる」「クオリティが上がる」「開発者が成長できる」といいことずくめみたいに言われている。そうしたメリットを分かった上で言う。コードレビューが嫌いだ。コードレビューはとに…

初心者でもカンタンにRailsの中身のコードをコードリーディングする方法

ここで言う「Railsの中身のコード」というのはRailsを使ったRailsアプリのコードのことではない。Railsそのもののコード。DHHが書いたRailsのコード。$ rails new AppNameとかのコマンドが動く仕組みが書かれたコードのこと。 これって職場の同僚と英語で話…

特殊文字の英語表現は英語圏の職場ではよく使うけど、普通の英語学習では出てこないので対策しておくべし

特殊文字の英語表現は勉強して覚えたってよりも、シンガポールで働き出して職場の同僚が何度も話すのを聞いて自然に覚えた。最初の頃はその辺りが慣れていなくて「『#』って入れて」言いたいのにどう表現すれば分からないから、キーボードに手を伸ばして「…

履歴書の技術欄にRailsとかのフレームワークを書くならせめて自分のGitHubアカウントにフォークしとけば多少なりとも印象あがりまっせという話

香港人の若くて可愛いインターンのJ(男)が「就職活動する時になんかいい方法ありますか?」と聞いてきて、その時なにげに答えた内容がまーまーマシな回答だったな、と思ったのでここにも書くことにした。それは「もし履歴書の技術欄にRailsって書くなら、…

ボスの評価をあんまり気にしてないシンガポールで働く多国籍なエンジニア達が気にしてること

シンガポールで働く多国籍なエンジニア達はボスの評価をあんまり気にしてないけど、その代わりにその何百倍も気にしていることがありますよ、という話。先日オフィスで仕事している時に「ワぁあああー!」という声がして、ドタっとなにかが落ちる音がした。…

英語のリスニング強化のためにホントに必要なことを身にしみて体感した話

英語においてリスニングは手強い。文法や語彙は「覚えればいいだけ」という単純な理屈が成立するが、リスニングはそうはいかない。聞いても分からない状態を克服するのはそうカンタンではないのだ。ところがある事でそのリスニング強化にホントに必要なこと…

英語圏のエンジニア職への転職応募で書類選考を5割以上合格させる3つのポイント

英語圏のエンジニア職への転職応募において最初の関門は書類選考になる。その書類選考でどこかの会社に10通履歴書を送ったら5通以上は合格させる方法を書いた。就職活動において書類選考漏れというのは妙に精神的にヘコむ。特にある程度キャリアを積むと…

海外転職の面接の時に英語で聞かれるRubyとRailsの基礎質問を徹底マスターしておく方法

海外転職の技術面談の形式に関してはこのブログに何度か書いたので、今回はその具体的な対策を書いた。ずばり「RubyとRailsに関する英語の基礎質問と解答例」書類選考をみごとに通過したら次は電話面談かもしくはオフィスでの面談になる。いづれにしても採用…

難しいと思ってたパフォーマンス・チューニングがちょっとしたことで劇的に改善できた話

前から任されたら嫌だなーと思っていたパフォーマンス・チューニングのタスクがまわってきて「ついに来たー!イヤー!」と思ったのに、ちょっとしたことで劇的にパフォーマンスが改善して一瞬で終わりましたよ、でも大して自慢にならんね、という話。そのプ…

履歴書は良かったのに書類選考で落ちてしまった人の原因はGitHubだった話

半年ほど前にエンジニアの募集をしていた時、履歴書の上ではまーまー立派な感じだった応募者がGitHubのおかげで書類選考漏れしたことがあった。応募者からの履歴書とカバーレターが人事を通して各担当のエンジニアに転送されてきた。英語圏ではエンジニアの…

今が買い時、自慢時のホワイトKindleペーパーホワイト

今朝オフィスに着くなりアメリカ人エンジニアのAが興奮気味に「おい!日本のWhite Kindle Whiteを買って届けれくれるか!?」と言ってきた。White Kindle Whiteはホワイト(白色)のKindleペーパーホワイトのこと。Kindle Paperwhite Wi-Fi 、ホワイト出版社…

海外転職でどこまで自分のスキルを「アタシすごいのよ」と誇張してもいいか

マジメで正直な日本人が調子のいい外国人達にオイシいところを持って行かれてしまうのはよくあること。海外転職だって例外じゃない。世界各国からの応募者の中にはびっくりするぐらいに「オレはできる!なんでもできる!」と言ってくる人もいる。そんな超ア…

海外転職におけるエンジニア向けの英語の求人票から読み取る採用担当者の考え

海外転職におけるエンジニア向けの求人票をしっかり読めばその採用担当者の意図が分かりますよ、という話。どんなエンジニアでも海外で働いて、それなりの仕事をしていれば必ず採用業務も担うことになる。エンジニアの採用は人事ではなく、エンジニアが行う…

スカイプ相談を始めることにした

スカイプ相談の受付は一旦終了いたしました。tango-ruby.hatenablog.com シンガポールのスタートアップで働くソフトウェアエンジニアのスカイプ相談をすることにした。今、ヨーロッパのある国へ家族で移住する計画を立てていて、職場にいるその国の出身者な…

Googleロンドンで働く友人を「うらやましいー」と思ったり思わなかったり

ずっと一緒に働いていた職場の同僚エンジニアAが数ヶ月前にロンドンのGoogleに転職した。転職してからしばらく経ったので久しぶりに連絡をとって、ロンドンの様子やGoogleの働き方について聞いたみたら、なかなかに興味深い話が聞けた。その中のひとつがスタ…

映画「イミテーション・ゲーム」はすべてのエンジニアのココロをグッと掴んで離さない

映画「イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密」にはエンジニアのココロを掴んで離さない何かがある。もしあなたがエンジニアもしくはモノ作りに関わっているのなら、これは必ず観るべき映画だ。暗号化の仕組みを使ったパズルシリーズを作って…

Kindle Oasis(オアシス)はPaperwhiteの完成度の高さを際立たせるための捨て駒?

今、シンガポールのスタートアップに勤めていて、ここはとにかくKindle保有率が高い。エンジニアはひとりを除いて全員がKindleを持っている。ガジェット好きが集まるIT系の職場ではどこでもそうなのだろうが、こちらでも各国から集まったエンジニア同士で発…

「世界のITエンジニア調査結果2016」は年収から人気のプログラミング言語まで興味深いデータがいっぱい

毎年スタックオーバーフローから世界中のITエンジニアを調査対象とした調査結果が出る。基本は英語圏のエンジニアに向けた調査になっているので、日本のエンジニアの現状とを比較する際にはとても参考になる。 人気のテクノロジー この手の調査結果ではいつ…

英語の達人に聞きまくったホントの英語習得法は「みんなが知ってるけど目を背けていた真実」だけだった

かつて日本で働いていた時にすごい英語の達人たちに英語の習得法を聞きまくったことがあって、それで判明したのは「みんなが知っているけど目を背けていた真実」だけだった、という話。「これから海外で働こう」と考えた当時の私は日本企業に勤務していてお…

AWSを最短でマスターするための入門者向けココロエ3箇条

これからAWSを学ぶ方へ「AWSを最短でマスターするための入門者向けココロエ3箇条」を書いた。これはあくまで入門者向け。AWSの全てを把握してバリバリにご活躍中のインフラエンジニアは除く。 AWSを最短でマスターするための入門者向けココロエ3箇条 全AWS…

エンジニアのハマり時間とその技術的難易度の相関関係

めちゃくちゃにハマったからと言って、その問題は技術的難易度が高い訳ではないんじゃね?という話。 ここで言う「ハマる」とはなにかに没頭することではない。バグとかエラーがあって、なかなか解決できなくてそのために時間を割かれてハマる、の「ハマる」…

「シンガポールはグローバル時代の都市国家の最新モデル|堀江貴文」を読んで焦ること

シンガポールの分析記事を読むといつも焦る。確かにシンガポールとそのスタートアップ界隈の発展ぶりは凄まじいの一言なんだけど、そのど真ん中のポジションを取っている私自身の発展はあるのか?、と考えて焦るのだ。cakes.mu記事内容になんの異論も無い。…

エンジニアのタイプはスピード重視派と慎重派とかじゃなく、できる奴とできない奴だけじゃね?

エンジニアのタイプを表現する時にスピード重視派とか慎重派とかいう表現がしっくりこない。結局はできるか、できないか、だけの差しかないな、という話。こちらのスタートアップではまっさらのゼロ状態から「明日までに完成させてくれ!」というむちゃな要…

「これマジ未来きたわ!」とシンガポールのオフィスはAmazon Echoの話題で持ちきりだった

最初は職場のSlackで「スティーブ・ウォズニアックがAmazon Echoを絶賛中らしいわ」程度の書き込みがあっただけだった。最初は私も「ふーん」程度だったのが、なにか見れば見るほど心がザワついてきて、ランチの時にエンジニア達が集まるともうAmazon Echoの…

常識なようで常識ではなかった2段階認証

IT系のスタートアップではほぼ常識だろ、と思っていた2段階認証が実はそこまで常識では無かったな、という話。 だいたい2段階認証をしていない人は間違いなくリテラシーが低い、と今でも思っている。別に誰もがIT企業で働いている訳ではなし、ましてや多国…