Vim、Emacs、SublimeTextなどのプログラミングエディタの選択基準
移転しました。
エディタ戦争と言われるぐらいに、人それぞれがエディタに関しては意見があるのは分かる。特にソフトウェアエンジニアにとってエディタは生産性に直結する重要なツールだ。しっかり吟味して選択すべき、となっている。
しかし私はあえてその選択基準をもっと素直に「フィーリングだ!」とロジカルも論理性もへったくれも無く、言いきってしまいたい。
ほとんどの場合「このエディタには○○の機能があるから」とか「キーバインドがどー」とか機能面の優劣で語ろうとするが、ポイントはそこではない。プログラミングに使うエディタに重要なのは、そのエディタを使っている時の気分だ。
はっきり言うが、私の判断基準はなによりも気分であり、フィーリングだ。
Vim、Emacs、SublimeTextの全部をそれなりの期間にわたって使ってきた経験から言って、機能とその生産性には大差が無い。
だいたいひとつのエディタを一押ししている人はそのエディタの操作に熟達した達人だ。「それはアナタほど使いこなせれば速く書けますよ」と思ってしまうことばっかり。機能の優劣でエディタ語ってるうちはそのエディタの宗教にハマってるだけなんじゃね?、と。
そんなこと言いながら私はどっぷりVim派だ。Vimがサイコーと思っている。他のエディタを試しても半年ぐらいで結局はVimに戻っている。しかしVimの機能の優れた点を語ることでお勧めしようとなんて思わない。機能に大差無いからだ。
そんなことより大事なのはキブン!
Vim使ってる人の熟達したエンジニアっぽい雰囲気がいい。Vimの慣れてくれば操作感がいいけど、初心者のうちはちょっと使いにくい、という敷居の高さもまさにオタクっぽくていい優越感が味わえる。真っ黒い画面にキーボードだけ使ってほとんどマウスを使わない、というスタイルが「Vim使ってるアタシ(ハート)」を演出してくれる。
どうのこうの言ったところで「カスタマイズしまくったVimを使って仕事しているオレ」な雰囲気が好きなのだ。この雰囲気が好きであればおのずとコーディングの生産性もあがるのでよし、としている。気分て大事ですよ。
やっぱエディタはそんな風に機能ではなく、気分で選ぶべきじゃないだろうか。
- 作者: DrewNeil,新丈径
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2014/01/28
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログ (3件) を見る
この人とかホントVimが好きなんだろな