ベルリンのITスタートアップで働くジャバ・ザ・ハットリの日記

日本→シンガポール→ベルリンへと流れ着いたソフトウェアエンジニアのブログ

もし海外転職を目指している人が目の前に居たらオススメするたったひとつの単純なこと

もし目の前に「海外転職を狙ってまして」と言う人が居たとしたら、即座にオススメすることがある。それは

「今週末にその狙っている国の会社で人材募集しているとこ探して履歴書を送ってスカイプ面談をまずはやってみてはいかがですか?」だ。

「いやいやワタシは今スグ海外に移住したり、転職する予定はないんですよ。2,3年後には。。。」というような人であっても今週末にまずは履歴書送って、そこに熱いメッセージも添えて「ぜひ御社の一員となってばりばり働いて、俺様のすげースキルを提供したい。しいてはスカイプ面談を願う。来月ぐらいにはそっちの国に行くから!」と書け、と。別に本当に行かなくてもOk。ここで言う「履歴書出してしまえ」の発想はなにも本気でオファーもらうことが目的ではないからだ。

実はこれは私自身が数年前に日本に居た時にやったことだからオススメしている。私は日本では超ドメスティックな日本企業で海外とはなんの縁もなく働いていた。その時に「海外いけるかな?」「無理かな?」と考えて、ひとりで悶々としていた。で、いっきに解決したのが上記の「とりあえす履歴書おくってスカイプ面談した後だった」その時は家庭の事情があって、海外移住は1年後と決めていた。が、イキナリ送った。
長いようで短い1年の間に自分はどんなことをどのぐらいしなければならないのか。どの国のどこで働いて、家族はどのようになるのかまったく検討もつかなかった。だいたいどの国に移住するのかも決まっていないので、どうにもならなかった。そこでとりあえずは北米とヨーロッパとシンガポールに履歴書を出して、いくつかの会社とスカイプ面談をした。

この過程でそれまでぼやっとしていた海外転職がはっきりとイメージできるように具体化してきた。「履歴書出して、スカイプ面談する」と書くと1行だが、そのためには多くの予備知識と慣れが必要なのだ。まず英文履歴書の準備とその添削。それに添えるカバーレター。スカイプ面談にこぎつけるためのテクニック。日本からの応募を不利にしない工夫。その後に面談日程が決まれば、面談でナニ言うかの準備。その国の情報集。などなど。
この一連の作業の中で自分にとって海外転職のハードルがどれぐらいなのか、ナニをしなければならないか、がその変の海外転職の本を何十冊と読むよりも、その何百倍も具体的にはっきりと把握できたのだ。

当時の私はこれらの具体的行動を通して得た知識と子供の教育などを考慮して、シンガポールを移住先として定めた。このブログでも海外転職は「こうすればどうでしょうか?」となんか説明しているが、そんなブログの記事を読むぐらいだったら、もうCV送って英語でスカイプ面談したらどうですか?、と。エンジニア職なら必ずそこの会社で働いているエンジニアが面談に出てくるのでそいつに聞く方がいいに決まっている。移住先の国で働いているエンジニアに自分の疑問を直接英語で聞くことで得られる情報の濃さはブログや本とは比較にならない。

「TOEICのスコアが○○になったらやろうかな。。。」なんて思う必要はない。それ遠回りですよ、とアドバイスしてあげたい。

確かに英語が不得意の場合は「いきなり外国人のエンジニアに英語でまくし立てられたらどうしよ」と不安になる気持ちは理解できる。
それでスカイプ英会話学校とかでは「会社面談コース」があってお金払って、英語の先生と擬似面談みたいなことするらしい、という記事を読んだ時、「そんな面談ごっこなんてやめて、マジでCV送って面談すればいいだろ」と思ってしまった。こっちは無料だし、むこうも英語の先生がそのフリしているのではなく、100%本気だし最強です。

「いやーそんなスグに行く気もないのに履歴書送ったりしたら、迷惑じゃないですか」なんて気を使うような人は確実に海外ではツブされます。相手のことなんて気にせず「オレは行きたいから面談しろ」の発想の人の方が生き延びる、と心得るべき。

なので、こんなブログを読むのもそこそこにして、とりあえず海外の会社にCV送ってみてはいかがでしょうか。

tango-ruby.hatenablog.com

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