ベルリンのITスタートアップで働くジャバ・ザ・ハットリの日記

日本→シンガポール→ベルリンへと流れ着いたソフトウェアエンジニアのブログ

ごく少数の日本の音楽を除いて子供の感性に引っかかるのはほとんどが英語の音楽になってしまう

うちの子供たちが子供の感性で選ぶ音楽、映画、本にはほとんど口を出さないことにしていたら、彼らが触れるのは全て英語の作品になってしまって、いまさら軌道修正しようとしても、どうにもなりませんでしたわ(ただし少数の日本人の作品を除く)という話。

シンガポールで暮らす子供たちにとって日本語と英語は特に意識することなく両方を使っている。ピクサーのアニメを英語でも観れるし、ジブリのアニメも日本語で観れるという状態だ。
で、とにかく音楽や映画や本に関して親である私が「これを観ろ」「これを聴け」とかは言わないようにしていた。Spotifyで流れる曲も彼らが自由に気に入った曲のプレイリストを作っていた。YouTubeもよほど教育に悪い映像でもない限りとやかく言わないようにしていた。

するとある日に気が付いたのだが、日本発の音楽がひとつも彼らのプレイリストに入っていなかった。映画も「次は何を観ようか?」と聞いても出てくるのが全てピクサーやディズニーの英語の映画ばかり。これはちょっと良くないな、と考えて「おいおい、日本では『君の名は』という作品が大ヒットしていてだな」とか言ってなんとか日本の作品にも触れさせようといろいろがんばった。

しかし結果はさんざんで今のところあまり日本発の作品にはあまり興味を示していない。作品を提供するアーティストも日本市場と英語圏の市場とのマーケットの違いを意識して提供しているのだろう。日本市場に向けた音楽は日本の中に居ないと「いいなーこれ」と思い難い作品に仕上がっているように感じた。スピーカーから流れる日本のヒットチャートの音楽を聴いている子供たちがなんとも微妙な表情で「なんか違うぞこれ」感がありありと出ていた。横で見ていた私までいたたまれない気持ちになってしまった。

その中でもちょっとは興味を示している日本の作品が映画ではジブリ映画。これは日本で暮らしていた幼少の頃から親しんでいた影響が強い。(さすが永遠不滅のジブリ!)

あと音楽で子供たちのプレイリストに入った日本人アーティストは2人。坂本龍一(世界のサカモト!)とパイナッポーペンのピコ太郎。

こうして見てると子供の感性というものは決して侮れないな、と感じた。坂本龍一もピコ太郎もどちらも世界市場で確固たる地位を獲得された偉大なアーティスト。

そういう世界市場でもパワーのあるアーティストでなければ、例え日本語ができてもバイリンガルな子供の感性には引っかかりようがない、という事実を目の当たりにした。

PPAP

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Playing the Piano

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