ベルリンのITスタートアップで働くジャバ・ザ・ハットリの日記

日本→シンガポール→ベルリンへと流れ着いたソフトウェアエンジニアのブログ

「100 Tricks to Appear Smart in Meetings」で学ぶ英語圏の職場でのサバイバル術

「100 Tricks to Appear Smart in Meetings」がなんか面白い。ちょっと前にSNSなんかで話題になっていたようだ。英語のキンドル本を買って読んだらやけに面白く、かつ海外の職場でのサバイバルに関して参考になった。

本書の趣旨はシンプル。英語を使う職場でも、その職場や会議で発せられる言葉に実はそんなに価値はない。だからテキトーにこなしておけばいい。くだらない会議の中でもあなただけはクールに見える魔法の言葉を紹介します、というのが趣旨。

ミーティングで使われている時間(本書より)
f:id:tango_ruby:20170425043243p:plain© Sarah Cooper

6 気まずい沈黙
5 スマフォを見る
4 ちゃんと聞いてなかったから「もう1回言って」と言う
3 会議じゃなくてメールでよかったかもと気がつく
2 次のミーティングを計画する
1 早く終わらせたいからなんでも賛成しておく


みんながさも真面目そうにミーティングに参加しているのを面白おかしく揶揄してしまう本書のエピソードはなんかプッと笑ってしまう。

100 Tricks to Appear Smart In Meetings

100 Tricks to Appear Smart In Meetings


本書の一部を紹介する。

会議でクールに見せる方法

エンジニアが話した最後のセリフを繰り返す。(ただしすごくゆっくりと)

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エンジニアが難しいこと言い出したら、その話の後で「繰り返すね」と言って、そいつが言った最後のセリフをそのままそっくり繰り返す。ただしとってもゆっくりと。
そいつの賢さは全部あなたが持っていけます。

「その質問って問うべき正しい質問かしら?」と言う

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それが正しい質問かどうかを聞くことほど賢そうに見える質問はない。

みんなが気に入りそうなアイデアだったら、「Ship it!(よし出せ、出荷しよう)」と大きめの声で言う

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みんながアイディアに興奮して、気に入っているようならこう叫ぶ。「Ship it!(よし出せ、出荷しよう)」ちょっととっぴな印象で、笑う人もいるかもしれない。しかしあなたはこれによって、あたかも会議の結論を導き、ミーティングを成功に終わらせる権限が(実際は無くても)あるように見える。

感想

最後のShip it!の男のドヤ顔と両手を頭の後ろにしたその姿勢にウケた。意識高い系の登場人物の挿絵がまたなんとも面白い。

著者のSarah Cooperは元Googleでデザイナーをしていた経歴の持ち主。
この本を単なる笑いを狙った本とだけ思って読むのはもったいない。多かれ少なかれ英語圏の職場においては「目立ったモノ勝ち」なところはある。海外で働くことになった際に本書のノウハウをそのまま使うのはどうかと思うが、Ship it!の男のように何も考えてなくてもとりあえず目立っておくことは大切なことだと思った次第。

日本語版もあるようだけど、英語版の方が面白さのツボには直接響いてくる。英語が読める人なら英語版の方がおすすめ。

100 Tricks to Appear Smart In Meetings

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