ベルリンのITスタートアップで働くジャバ・ザ・ハットリの日記

日本→シンガポール→ベルリンへと流れ着いたソフトウェアエンジニアのブログ

英語の技術ブログってなんであんなに同じ話題がやたら多いのか、と思うと共に日本語ブログの独自性について考えた

移転しました。

技術ブログに関しては英語と日本語の両方を読むようにしているが、どちらかと言うと日本語の方が各ブログライターごとの独自性が色濃く出ていて、英語の方は「またこの話題か。」と似たような内容を書かれている割合が高い気がする。

以下の内容の英語の技術ブログはタイトル見ただけで内容が想像できるし、もうクリックしたいという気にならない。でもそんな英語ブログ記事は雨後の竹の子のように次から次に出てくる不思議がある。

  • なぜテストコードは重要なのかという話
  • マイクロサービスがこの世を救う
  • アジャイルがプロジェクトマネージメント天国への切符
  • ウォーターフォールは地獄への直行便
  • ソフトウェアエンジニアのキャリアはこうあるべし
  • TDDテスト・ドリブン・デベロップメントについて
  • シリコンバレーで活躍する女性エンジニアに対する誤解について(あたしはブロンド美女だけど、モデルじゃなくてJavaエンジニアなの。気安くナンパしないで、みたいなの)

エンジニアがブログを書くことを非難するつもりは毛頭ない。アウトプットは大事なことだし、どんどんするべきだ。
ブログは書いた人がなんの編集や制約を受けることなく、いきなり公の場に発信されるため、最低限のマナーに反しない限りどんなに尖った内容でもOkだし、むしろそうあるべきだと考えていた。

それなのに英語の技術ブログがどれもこれもよく似た話題を扱っているように感じるのは私だけなのだろうか?
もちろん鋭い記事もあるし、技術的に参考になる割合は断然日本語より英語の方が多い。ただ独自性という点は英語ブログにはあまり無いように思える。

理由として英語の人気ブログを抽出するシステムの精度がやけに高いのかもしれない。自然言語処理の分野は当然ながら英語の方が日本語よりも精度が高い。そうなると単に炎上気味にアクセスが上がっているクソ記事と本当に有用なことを書いて上がっている記事の区別精度高いのかな、と。有用な内容はある程度似た内容にはなってしまう。

とにかく英語ブログと比較して日本語の技術ブログは「は?それはないだろ」というような記事も含めてとても独自性に富んでいるように感じる。その分、質としては玉石混交だが、そういう各ライターが尖った発想を発表しまくる日本のブログ文化がまーまー好きだ。

ということで技術的に参考にしたり技術習得する時は英語の記事。なんか変な事を考えてる人の記事が読みたい時は日本語というのが目下のスタイルになっている。

「じゃあ、お前のブログ記事にどれだけ独自性があるんだよ?」などと突っ込まれないように独自性ある記事を書かねば、とは思うのだが。。。

ブログのノウハウを語らせたらこの方の右に出る者無し。なによりノウハウを語るだけでなく自ら正攻法で実践されている点がなによりの証明となっている。



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