ベルリンのITスタートアップで働くジャバ・ザ・ハットリの日記

日本→シンガポール→ベルリンへと流れ着いたソフトウェアエンジニアのブログ

【読者質問 01】海外転職の求人を探した方法

移転しました。

ついに質問きたー!ありがとうございます。とりあえずいただいたご質問は題名を付けて本ブログで回答を載せることにした。題名は

読者質問(+シーケンス番号)

とする。
やっぱり「質問募集!」とやってしばらく来ない日が続くとなんかドキドキする。こうして反応をいただけて素直に嬉しい訳で、しかも質問からいろいろ読み取れることもあるので値千金かな、と。

では、質問。

海外転職の求人を探した方法の実体験を教えていただきたいです。リクルートのような求人サイトを使ったのか、linkedinを使ったのか、友人の知り合いのツテなのか、実際に就職した際に使われてた方法をご教示願えたらと存じます。

この質問を見て、なるほどと思った。今となっては当たり前のように求人情報にアクセスしているが、最初の頃はその求人自体をどこで探せばいいのかすら分からなかったな、と。質問が無ければこんな視点でブログ記事を書くことは絶対に無かっただろう。質問を通してご指摘いただけるのがとてもありがたい。

で、答えだけど、求人は普通にググって探した。

日本からシンガポールへ行った時は海外転職が初めてだったし分からなかったからリクルートみたいな転職エージェントに登録したこともある。しかしアレはあまり役に立たなかった。もっと上手に使えよかったのかもしれないが、それ以降は全て自分でググってヒットしたIT企業に直接CVを送っている。

linkedinももっと活用した方がいいのかもしれないが、転職活動を初めて「そろそろlinkedinも作ろうかな」みたいなタイミングでだいたいオファーをいただいて、作る前に活動終了となるパターンでまだ作っていない。

一番固いのは知り合いのツテ。シンガポールで2度ほどツテで転職面談したことがある。
しかしシンガポールからヨーロッパへ転職活動する際にはそんなにヨーロッパに知り合いが居ないのでツテなんか使えなかった。やっぱりググってヒットさせるのが一番てっとり早くていい。別にすごい手の込んだ検索方法をやっている訳ではない。

検索キーワードは 「自分の技術(JavaとかRubyとか)+地名(London)+Jobs」。もう基本的過ぎてアドバイスにもなっていないみたいだが、素直にググって探したのが実情。

エンジニアとして採用に携わるようになって分かったのはどこから来たかで人材を選別することは絶対に無いということ。候補者が何人か居てそれぞれ、linkedinから、自社のウェブサイトから、転職エージェントから、と来たとして誰かを優遇したりすることは一切無い。求人している企業にとってはどこからでもいいからいい人が来て欲しい、とただそれだけだからだ。
linkedinの経歴が多少キレイに整理されたとしても、エンジニアの場合は「どこで働いてきたか」よりも「なにが作れるのか。なにを作ってきたのか」の方がよほど重要。GitHubや個人プロジェクトを充実させた方がオファーへの近道にはなる。

なのでどこから求人を見つけるか、にはほとんど神経を使っていない。

しいて注意する点としてはどんなに大都市でも求人量には限りがあるということ。ググってヒットした会社全部にやたらめったらCV送りまくって食い散らかすとその内にネタが無くなる。なので検索ヒットした会社をA,B,Cと3段階ぐらいに分けてAが一番入りたい会社群、Cがオファーもらっても行きたくない会社だけど技術バックグラウンドが狙ってるとこと同じ。Bがその中間として、C→B→Aと攻めていくことをおすすめする。

最初はCの会社をサンドバック代わりにしてバンバン面談して練習すればいい。こういう転職面談の練習って英語ネイティブな人でも普通にやってることだし、母語が英語じゃなかったら余計に準備しておかないと失敗してしまう。

ということで「海外転職の求人を探した方法」でした。これからいろいろ質問いただいて、それに答えていくうちに回答能力が上がっていくかも、と考えている。

ご質問あればぜひこちらから! しばらく質問箱は閉じることにしました。


こういう質問形式でコンテンツを充実させる方法は高城剛の黒本、白本を読んで「あーこれだ」と思ったから。

黒本 参

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白本 参

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