海外転職
こちらのスタートアップ界隈でのランチはだいたい周りの会社なんかにいるエンジニア達4,5人と一緒に食べて話をする。話の内容はいろいろだが、最新技術系の話が多い。 「おい、人工知能でその人にあった好みの料理を作る機械知ってるか?」とか「ドローン…
元同僚のエンジニア達に会っていろいろ話す機会があって、彼らと話すうちにエンジニアの技術力とプロジェクトのヒット率の悲しい相関性について言及するに至った。人材の流動性が高いシンガポールのスタートアップで働いていると、同僚と仲良くなっても自分…
あらかじめ言っておくと結論はなく、今までの考え方はちょっと間違っていたな、というだけの話。エンジニアの世界にはやたら技術レベルの高い人が居て「こんな人にはかなわない」となることがある。そういう人と真っ向から勝負しても、負けるだけなので私な…
ほとんどのエンジニアには解けるが、下位10%のダメなエンジニアにだけ解けないパズル?などというITパズルを作成して、それが解けたら解答者登録できる仕組みにしておいたら、8ヶ月かかってやっと5000件に到達した。「だからナニ?」と言われてもそれま…
海外在住の日本人としてポケモンGOの快挙をとてもとても嬉しく思っている。 あらかじめ言っておくと本日時点でシンガポールではまだポケモンGOがリリースされていない。したがって街のどこを見ても誰もポケモンGOをやっている人は居ない。それでもここ数日、…
もうぶっちゃけて言ってしまえば英語圏のITスタートアップで働く場合に日本人であることのメリットなんてほとんど無い。日々の業務で実感できることなんて皆無だ。ほとんどの情報は英語で発信されているし、会議もランチ中の会話も英語。ジリ貧状態の日本市…
特殊文字の英語表現は勉強して覚えたってよりも、シンガポールで働き出して職場の同僚が何度も話すのを聞いて自然に覚えた。最初の頃はその辺りが慣れていなくて「『#』って入れて」言いたいのにどう表現すれば分からないから、キーボードに手を伸ばして「…
香港人の若くて可愛いインターンのJ(男)が「就職活動する時になんかいい方法ありますか?」と聞いてきて、その時なにげに答えた内容がまーまーマシな回答だったな、と思ったのでここにも書くことにした。それは「もし履歴書の技術欄にRailsって書くなら、…
シンガポールで働く多国籍なエンジニア達はボスの評価をあんまり気にしてないけど、その代わりにその何百倍も気にしていることがありますよ、という話。先日オフィスで仕事している時に「ワぁあああー!」という声がして、ドタっとなにかが落ちる音がした。…
英語圏のエンジニア職への転職応募において最初の関門は書類選考になる。その書類選考でどこかの会社に10通履歴書を送ったら5通以上は合格させる方法を書いた。就職活動において書類選考漏れというのは妙に精神的にヘコむ。特にある程度キャリアを積むと…
海外転職の技術面談の形式に関してはこのブログに何度か書いたので、今回はその具体的な対策を書いた。ずばり「RubyとRailsに関する英語の基礎質問と解答例」書類選考をみごとに通過したら次は電話面談かもしくはオフィスでの面談になる。いづれにしても採用…
前から任されたら嫌だなーと思っていたパフォーマンス・チューニングのタスクがまわってきて「ついに来たー!イヤー!」と思ったのに、ちょっとしたことで劇的にパフォーマンスが改善して一瞬で終わりましたよ、でも大して自慢にならんね、という話。そのプ…
1ヶ月間ほどスカイプ相談なるものを受け付けていて、ちょうど1ヶ月でキリがいいので一旦ここで終了することにした。スカイプ相談というのは今から海外移住や海外転職をお考えで、もし私になにかスカイプを通してお聞きになりたいことがあれば30分200…
半年ほど前にエンジニアの募集をしていた時、履歴書の上ではまーまー立派な感じだった応募者がGitHubのおかげで書類選考漏れしたことがあった。応募者からの履歴書とカバーレターが人事を通して各担当のエンジニアに転送されてきた。英語圏ではエンジニアの…
マジメで正直な日本人が調子のいい外国人達にオイシいところを持って行かれてしまうのはよくあること。海外転職だって例外じゃない。世界各国からの応募者の中にはびっくりするぐらいに「オレはできる!なんでもできる!」と言ってくる人もいる。そんな超ア…
海外転職におけるエンジニア向けの求人票をしっかり読めばその採用担当者の意図が分かりますよ、という話。どんなエンジニアでも海外で働いて、それなりの仕事をしていれば必ず採用業務も担うことになる。エンジニアの採用は人事ではなく、エンジニアが行う…
スカイプ相談の受付は一旦終了いたしました。tango-ruby.hatenablog.com シンガポールのスタートアップで働くソフトウェアエンジニアのスカイプ相談をすることにした。今、ヨーロッパのある国へ家族で移住する計画を立てていて、職場にいるその国の出身者な…
ずっと一緒に働いていた職場の同僚エンジニアAが数ヶ月前にロンドンのGoogleに転職した。転職してからしばらく経ったので久しぶりに連絡をとって、ロンドンの様子やGoogleの働き方について聞いたみたら、なかなかに興味深い話が聞けた。その中のひとつがスタ…
毎年スタックオーバーフローから世界中のITエンジニアを調査対象とした調査結果が出る。基本は英語圏のエンジニアに向けた調査になっているので、日本のエンジニアの現状とを比較する際にはとても参考になる。 人気のテクノロジー この手の調査結果ではいつ…
かつて日本で働いていた時にすごい英語の達人たちに英語の習得法を聞きまくったことがあって、それで判明したのは「みんなが知っているけど目を背けていた真実」だけだった、という話。「これから海外で働こう」と考えた当時の私は日本企業に勤務していてお…
これからAWSを学ぶ方へ「AWSを最短でマスターするための入門者向けココロエ3箇条」を書いた。これはあくまで入門者向け。AWSの全てを把握してバリバリにご活躍中のインフラエンジニアは除く。 AWSを最短でマスターするための入門者向けココロエ3箇条 全AWS…
英語がバリバリのネイティブでない限り、日本人エンジニアが海外転職の際にもっとも苦戦するのがコーディングインタビューだろう。その内容と対策方法をまとめた。あらかじめ書いておくが、私のコーディングインタビューの戦歴は人に誇れるようなモンじゃな…
極度に効率化されたシンガポールのIT業界ではどんなに優秀な人であってもレイオフ(クビ)の対象になりますよ、と。日本でも人気なマッキンゼーという戦コン会社があって、そこ出身の高給取りが目の前でレイオフの対象になって会社から出て行くとこを目撃し…
これ読んだ。anond.hatelabo.jp感想としては「いやいや日本はIT大国になれるポテンシャルあるだろ。20年ぐらいかければ」だった。 なかなかブログの書き方とか面白くて参考になった。 100人のプログラマが2週間かかって出来ないことをスーパープログラ…
ある技術製品の導入にあたって販売会社からのセールスを受けたのだが、そこで日本とシンガポールの労働環境とそこからくる生産性の違いについて考えさせられた。シンガポールに来てから、セールスを受ける機会があれば、積極的にミーティングに参加するよう…
ほとんどの紙の本は電子化するかキンドル版を購入して、捨ててしまった。だが「私の名前は、高城剛。住所不定、職業不明」は紙の本のままとってある数少ない私の本のひとつだ。パラパラめくって1フレーズか2フレーズ読んだだけでも、その中に著者の見識が…
TOEICに関して2極論で語ることに意味はない。「TOEICは重要だ」とか「TOEICなんていらん!」と様々な意見を目にするが、そのどちらにも賛成できない。海外転職にあたってTOEICはレベルで使い分ける必要がある、というのが私の意見だ。偉そうに意見を述べて…
わりとどーでもいいエントリーなのだが、今まで社内のSlackに笑いを狙って投稿された画像を抜粋した。Slackになんでも書いていいチャネルを用意している。だいたいはエンジニア達が息抜きにしょーもない画像なんかを投稿している。社内に日本人は私ひとりで…
人それぞれにムダに勝負してはいけない領域があると思う。 あなたは英語ネイティブのエンジニアが英文をタイプするところを間近で見たことがあるだろうか?外国に住んで英語しか話さない職場で仕事していると、どんなバカでも多少は英語が身に付くし、普段の…
ひょんなことから世界のフラット化を身近に感じることがあった。あるプロジェクトから派生する「派生プロジェクト」を外注に請け負ってもらうことになった。いつもは内製で自社のエンジニアが作るのだが、内容が今後のコアになる訳でもなく、コストも絞れそ…