RailsでMicrosoftのFace APIを使って写真の顔認識をする方法
移転しました。
写真の顔認識はいろんなプロジェクトで地味に実装されていて、まーまー重要な機能のひとつになってきた。いろんな方法があるが今のところMicrosoftのFace APIに一日の長を感じる。精度が高くまた無料枠でもいい感じに使えるからだ。
しかしなぜかドキュメントにはPythonとC#、Java(Android)の分しかないのでRuby(Rails)版をここに書いた。
以下のサイトでMicrosoftのoutlookアカウント(無料)を取って、Face APIのキーを取得する。
www.microsoft.com
登録が完了すると以下のような画面にAPIキーが表示される。
顔認識をさせるRailsプロジェクトのGemfileにcurbを入れてインストールする。
# Gemfile gem 'curb'
$ bundle install
secrets.ymlとかにFace APIのキーを書き込む。
ここではRails.application.secrets.microsoft['face_api_key']に入れることにする。
development: microsoft: face_api_key: *****************
後は写真をアップロードさせるモデルの中にcurlで顔認識の結果をとってくるメソッドを書く。
class Photo < ActiveRecord::Base belongs_to :user has_attached_file :file, default_url: "missing.jpg" def face_detection Curl.post("https://api.projectoxford.ai/face/v1.0/detect", "{ url: '#{self.file.url}' }" ) do |curl| curl.headers["Ocp-Apim-Subscription-Key"] = Rails.application.secrets.microsoft['face_api_key'] curl.headers["Content-Type"] = 'application/json' end end end
としておくと、
$ rails c > p = Photo.find(??) > face = p.face_detection > face.body_str 顔認識の結果がズラズラ
これで完了。
後、他にもパラメータやらを追加してもっと詳しい顔認識をさせたいのなら、こちらのドキュメントにいろいろ載ってる。
こんなおもしろ機能が数分で実装できてしまうなんて、なんていい時代になったんだ。
tango-ruby.hatenablog.com