ベルリンのITスタートアップで働くジャバ・ザ・ハットリの日記

日本→シンガポール→ベルリンへと流れ着いたソフトウェアエンジニアのブログ

シンガポールのシリコンバレーと呼ばれる場所

今、私が働いているスタートアップのある場所はシンガポールのシリコンバレーと呼ばれている。

詳しくはここ
Blk71 - Wikipedia, the free encyclopedia

外からの見た目は工場か倉庫にしか見えないただのビル。その中にはいくつものスタートアップが入っている。
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ほとんどのスタートアップにはデザイナーも入っているので、外見はただの工場のようでもオフィスの中はかなりオシャレだ。陰気臭いオフィスだと、いいエンジニアが確保できないのが理由だろう。
 
ビルの壁にあった落書き
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このビル以外にもこの地域にはテック系企業が集まっている。自然とランチに出かけた際にもエンジニアやスタートアップの起業家達が新しい製品やイグジットの話をしている、なんてことが日常茶飯。テック系イベントもよくある。
ここでは自然とスタートアップ同士の人的ネットワークができあがる。投資家にとってもこの地域に足を運べば、おもしろそうな企業が見つかる可能性が高い。

しばらく働くうちに、この地域がアメリカのシリコンバレーのような、ここだけの独特の文化を作っていることに気が付いた。

ここはいわゆるシンガポールのシティエリアからは電車で30分ほど離れた場所にある。シティエリアとは大方の人がシンガポールの都会、といえばイメージするような場所のこと。

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このような場所。おなじみのマリーナベイサンズの近くとか。

基本的にシティエリアにある会社といえば大企業や外資銀行、世界的な投資銀行など。そこで働く人はいわゆるエリートで、もちろんスーツ族。高層ビルの中にあるガラス張りのオフィスで働く人達だ。

ところが一方、このシンガポールのシリコンバレーBlk 71の人達はそんなスーツ族とはまったく異なる。誰もスーツなんで着ていない。短パンにTシャツが多い。考え方もまったく違う。

Blk 71の人達は「銀行のカネ勘定するシステムなんか作りたくねー。同じ作るんなら、もっと面白いことあるだろよ。」などと言ったりする人種。

もし子供を持つご両親にシティエリアのスーツ族とBlk 71のエンジニア連中と子供はどっちになって欲しいか?と聞いたら10人中9人はスーツ族を希望するだろう。

Blk 71はITに興味がある方にとっては面白い場所です。
シンガポールの観光ガイドブックには絶対に紹介されない場所だが、もしご興味があれば足を運んでみてはいかがだろうか?

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