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ジャバ・ザ・ハットリの日記

日本→シンガポール→ベルリンへと家族と共に流れ着き、ベルリンのスタートアップで働くソフトウェアエンジニアの日記

「プログラマが知るべき97のこと」はやたらリピート率の高いキンドル本

プログラミング 書評 英語

「プログラマが知るべき97のこと」の英語版がKindleに入っていて、結構な頻度で読んでいる。エンジニア向けエッセイ集で全てのエッセイが2ページほどに収まっており、スキマ時間に読むのにちょうどいいからだ。各エッセイには97人の熟練エンジニア達がその長年の仕事とその成果から得た哲学が詰まっている。たった2ページであっても読み終わってKindleを閉じた後に「ふむふむ」と考えてしまうことが多々ある。

97 Things Every Programmer Should Know: Collective Wisdom from the Experts

97 Things Every Programmer Should Know: Collective Wisdom from the Experts

全てIT系のプログラミングに関する内容になっている。しかしコード事例はひとつもない。全てエッセイ。
コードを書くにあたっての原理原則、勉強方法、イラついた時の解消方法などがそれぞれの著者の経験を元に綴られている。97あるエッセイのタイトルだけいくつか抜き出しても、そのエッセンスが読み取れる。

  • Before You Refactor(リファクタリングの前に気を付けること)
  • Check Your Code First Before Looking to Blame Others(人様にどうこう言う前にまず自分のコードを見直す)
  • Code Is Design(コードとはデザイン(設計))
  • A Comment on Comments(コメントについてコメント)
  • Continuous Learning(継続的学習)
  • Hard Work Does Not Pay Off(ハードワークは報われない)
  • Put the Mouse Down and Step Away from the Keyboard(マウスを置いてキーボードから離れてみる)


実は私はこうした「コード事例が一切書かれていないIT系のエッセイ」がまーまー好きだ。コードそのものよりもその1歩手前のエンジニアの考え方に興味があって、そうした内容に共感することも多い。

Mediumなんかにも同様のIT系のブログ記事があるのでこちらも読むことがある。しかしひとつひとつの文章の質から言えば「プログラマが知るべき97のこと」の方に軍配があがる。もちろんブログ記事にも尖ったおもしろい記事にヒットすることがあるが、どうしてもその打率は低く感じる。本のように誰かに校正編集される訳でもなく、クリックひとつで世に出るブログにしょうもない記事が含まれてしまうのは当然のこと。さらに英語になるといろんな英語レベルの人が英語を書くので、どう考えても参考にならない英語文章に出会うこともある。

そういった点からある程度のレベルを保ったIT系エッセイをまとめて英語で読むには本書は最適と思う。
日本語版もあるようなので、日本語がよければそちらをどうぞ。

97 Things Every Programmer Should Know: Collective Wisdom from the Experts

97 Things Every Programmer Should Know: Collective Wisdom from the Experts

プログラマが知るべき97のこと

プログラマが知るべき97のこと

  • 作者: 和田卓人,Kevlin Henney,夏目大
  • 出版社/メーカー: オライリージャパン
  • 発売日: 2010/12/18
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
  • 購入: 58人 クリック: 2,107回
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