ベルリンのITスタートアップで働くジャバ・ザ・ハットリの日記

日本→シンガポール→ベルリンへと流れ着いたソフトウェアエンジニアのブログ

オブジェクト指向設計実践ガイド 「Practical Object-Oriented Design in Ruby」待望の日本語版がついに発売

移転しました。

本ブログで絶賛オススメしていた 「Practical Object-Oriented Design in Ruby」の日本語版がついに発売された。

こちらの記事でオススメを書いたのだが、アクセスはたくさんあってもアマゾンのアソシエイトプログラムを通して購入にいたるケースは少なかった。
tango-ruby.hatenablog.com

英語の本になるので、その内容に気になっていた方でも「英語はイヤだな」と保留されていたように思う。しかしついに日本語版が発売された。

英語版が刊行されたのが2012年で日本語版がその4年後ってIT系の技術本としては英語版と翻訳版の発刊時期のズレがやけに大きいと感じる。本書は最新の技術紹介とかではなく、オブジェクト思考を深く解説しているのでオススメ記事に「おそらく5年後もこの本は読まれ続けている」と書いた。それにしても4年も経過してから、翻訳本が出るってのはいかに内容が普遍的で、本書の発売に自信があったことがうかがい知れる。並の本だったら4年も経ってから翻訳版なんてきっと出さない。瞬間的な流行りみたいにパッと売れるのではなく、ジワーっと長期間売れ続ける本になる予感がする。

私はさすがに何度も読み込んでキンドル版と紙の本と2つも買ったので、もう日本語版まで購入する予定はないが、英語本の内容がとても良かったので日本語版もオススメです。

Practical Object-Oriented Design in Ruby: An Agile Primer (Addison-Wesley Professional Ruby)

Practical Object-Oriented Design in Ruby: An Agile Primer (Addison-Wesley Professional Ruby)

翻訳された方のブログと紹介記事。「日本語版があったらいいのになー」とブログに一言書くのはカンタン。でもその本を翻訳して出版するのはとても大変なこと。ご苦労様です。価値のあるお仕事を達成されたと思っております。
tech.misoca.jp


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