ベルリンのITスタートアップで働くジャバ・ザ・ハットリの日記

日本→シンガポール→ベルリンへと流れ着いたソフトウェアエンジニアのブログ

Kindle PaperWhiteは英語学習者とエンジニアにとって究極の理想端末

今、Kindle PaperWhiteにドはまりしてしまっている。買ってから2週間になるが、片時も離さずに居る。キンドルに対する感想は「英語学習者とエンジニアにとっての究極の理想の読書端末」だ。

私の周りの優秀なエンジニア達には読書好きがとても多い。技術に関する本はもちろんのこと、実用書から小説までとにかくみんな「よく読むなー」と感じていた。そんなエンジニア達からの影響で私も技術書の電子版を買って、MacBook、iPhone、iPadを使って読もうとしていた。

最初は主にMacBookだったのだが、なにせMacBookで読む機会は限られる。MacBookを開くと、仕事モードになってしまい、読書モードにはなりにくい。しかも読むのは机にMacBookを置いて座った姿勢の時だけ。
なので地下鉄の駅で電車を待っている時、寝る前の数分間、といった細切れの時間はもっぱらiPhoneを使っていた。ところがiPhoneを使うと、これらの「よく読めば面白くて有用だけど、ちょっと難しい本」はなかなか読まない。ちょっと小難しい英語の本とTwitterなどのSNSのアイコンがiPhoneに並んでいて、あなたが電車を待っている時だったらどちらのアイコンを押すだろうか?ほとんどの場合、SNSだ。特に頭を使わなくてもなんかオモロイつぶやきをナニという理由もなく眺めている方が楽だからだ。
そして何よりiPhoneのキンドルアプリでは洋書が読みにくい。iPadにしても、そこまで読書が楽しいレベルにまではならなかった。私にとって電子書籍とは大してインパクトのない製品だった。キンドルを手に入れるまでは。

この電子書籍に対するいまいちイケてない感が実はデバイスに原因があったのだ。

とにかく以前はそんな「本を買ってもあまり読まない自分」に対して、「職場のあいつもこいつも本をたくさん読んでんのに。。。」とちょっと置いてけぼりに感じていた。ただ、ひとつ違いがあるとすれば、そのエンジニア達はキンドルで読んでいたこと。いつでもどこでもキンドル。時にはキンドル片手に歩きながら読んでる奴も居た。「そこまでして読みたいのかよ」と思っていた。とにかく今の職場はキンドルの保有率が高かった。

で、私もどうなるか不安はあったが自分への先行投資だと思ってキンドルを買った。買ってから2週間ほど経ったがもう手放せない。ついに私まで歩きキンドルしてしまった。それぐらいハマるのだ。しょーもないSNSのつぶやきなんかより、考え抜かれた書籍の方が数段面白い。

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キンドルで私がここまで変化した理由を書く。

まず洋書が読みやすくて、英語の勉強になる。英語の勉強なんて、ある程度のレベル以降は語彙を増やすことだけが勉強になる。英語の中級者ぐらいになると、多少その洋書の中に分からない単語があっても、予想して読めば大意は分かってしまう。そんな読み方をしているといつまで経っても分からない単語が分からないままだ。ひとつひとつ丁寧に記録して辞書で調べればいいのだろうが、あまりにも面倒。読書を楽しむどころではなくなるし、私のような根気の無い人間は1日で諦めてしまう。
しかしそこでキンドルを使うと指で押すだけで辞書が起動して一瞬に意味を表示してくれる。もちろんMacにもあるが、キンドルの方が洗練されている。ポンと指で押して一瞬で出る!が重要なのだ。しかも過去に自分が調べた単語が一覧となって保存されていて、そのリストは自分だけの「分からなかった単語一覧」になっているのだ。
単純な仕組みだが、これがどれほど英語学習者を助けてくれることか。これは実際に体験してみると分かる。本を楽しみながら、自然と溜まっていく自分だけの語彙データが非常に有用なのだ。

誰でも英語で書かれた技術書を手にとって「これ読めばきっとためになるんだろうけど。。。」と考えながらズラーっと並んだアルファベットの文字列を見て、うんざりした経験があるのではないだろうか。

ところが、もしそれと同じ本がキンドルに入っていて、そこにある英単語は指で押すだけでサッと意味を解説してくれる状態だったとしたら、手軽に読む機会が増えるはず。キンドルは英語を読むことの抵抗をぐっと下げる。洋書が並んだリストを見て「これも読んでみよう」「あれも読んでみよう」という気にさせる。英語学習者にとって、このメリットはデカい。

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キンドルはエンジニアにとっても理想の端末。

人を技術書から遠ざける原因のひとつが、本の分厚さだ。とにかく技術書は分厚くて重い。たまに薄い技術書もあるが、そういうのは内容も薄い。ひとつの技術の設計思想なり、その使い方を丁寧に説明しようとしたら本が厚くなるのは当然だが、分厚い技術書からは「机以外で読むな」のメッセージを感じてしまう。現在はトイレや待っている時にあるスキマ時間をいかに有効に使うかがキーの時代なのに、これはいただけない。
そして技術書というのは机でどっしり時間を使って読むだけはなく、ちょこちょこすきま時間に読んでも十分ためになる。
私はいつも5,6冊の本を同時並行で読んでいる。Rubyの本を読みながら、インフラの本と統計学の本とJavaScriptの本とニコラ・テスラの伝記を読む、という感じだ。それぞれの技術知識は別の技術にも関連しているので本の途中で「アレはどうなっているのだ?」となって別の分野も読みたくなる。そうして並行して読むことで知識が体系的に蓄積されていく感じが好きなのだ。でもこれを紙の本でやろうとすると、すごい重量の本を常に携帯する必要があり、まったく非現実的だ。でもキンドルなら可能。

この軽量で寝ながらでもどこでもサクサク他の本に横断的に切り替えて読める大量の技術書の読書体験は今までになかった体験だった。きっとSNSアプリでもTwitterからFacebook、Line、ニュースアプリとコロコロ切り替えて使うタイプの人なら分かっていただけるだろう。アレをもっと濃厚に知識を体系化させた技術書や英語の本でやる感じだ。
やってみればその楽しさとエンジニアとしての知識レベルを何段階も上げてくれることを実感できる。

キンドルは3種類ある。その中でどれにするか、とかスペックがどうとかはネットでググれば、大量に出てくるのでそれらを参考すればいいだろう。やはり買う前はスペックが気になる。ただ重要なのはそんなスペックだけでなく、やはりキンドルがキンドルだけでしか実現できない、この不思議な読書体験だ。やっと周りのエンジニア達が取り憑かれたようにキンドルで本を読みふけっている意味が分かった。

この値段でこんな読書体験が手に入るのなら、とてもお買い得と感じている。
とにかく楽しいキンドル生活。本以外はほとんどモノを買わない私だが、これは久々の買ってよかったモノ、人生を変えてくれたモノとなった。

Kindle Paperwhite Wi-Fi、ブラック

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マジいいわ、コレ。

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