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ジャバ・ザ・ハットリの日記

日本→シンガポール→ベルリンへと家族と共に流れ着き、ベルリンのスタートアップで働くソフトウェアエンジニアの日記

はっきり言う。コードレビューが嫌いだ。そしてその理由が分かった

だいたいどこでもコードレビュー絶賛中だ。「コードレビューで知識を共有できる」「クオリティが上がる」「開発者が成長できる」といいことずくめみたいに言われている。そうしたメリットを分かった上で言う。

コードレビューが嫌いだ。

コードレビューはとにかく疲れる。レビューが終わった瞬間なんて疲労困憊でもうその後、働く気にもならないし、コードエディタなんて観たくもなくなる。そして本書を読んでその理由が分かった。

すべての疲労は脳が原因 (集英社新書)

すべての疲労は脳が原因 (集英社新書)

本書より

研究によれば4時間、体に不可を与える運動を続けても、実は筋肉や肝機能などにはほとんど影響しないことがわかっています。では疲れていないのになぜ「体が疲れた」と感じるのか。その答えは「脳の自律神経の中枢」にありました。

実のところ疲労とは何かはまだよくわかっていないらしい。
ただ今まで疲労は筋肉を動かして出る乳酸が原因だといわれていたが、これは間違い。疲労の原因は筋肉ではなく、体内でもっともエネルギーを消費する器官、脳なのだ。集中して作業するときは、体をコントロールする自律神経に負荷がかかり、活性酸素が増えて酸化物をつくるのが原因。

これで私がコードレビューが大嫌いな原因が分かった。とにかく疲れるのだ。頭をフル回転させて、他人のコード(たまにクソコード)を読み、それを言葉に最大限気を使いながら説明していくのだ。これが本当に疲れる。そこまでエネルギー使ってやる意味あんのか?といつも思う。

このサイトはとても有用だ。
コードレビューで気をつける言葉や行い - macotox’s blog

否定しない
def get_name(name)
 @user.find(name: name)
end
☓:getは軽量なアクセッサとして使うのが常識なのでやめて下さい。
◯:findしてることが分かるメソッド名が良いです

もうここに書かれていることは大いに賛成でその通りだ。で、もしこれを英語圏の職場でこの言語レベルで気を使いながら英語で指摘するところを想像していただきたい。だいたい非ネイティブにとってみたら普通の英語の会話ですら、ある程度の負荷が脳にかかっている。それを「常識なのでやめて下さい」じゃなくて「分かるメソッド名が良いです」というレベルの差異に注意して英語で言え、と。上記のようなコードレビューにおける言葉使いの注意点については英語のブログでもよくある。やはり英語圏でもコードレビューでえらい気を悪くして、職場の空気が微妙になることがもちろんのようにあるのだ。
さらにそれだけじゃない。そうして英語しゃべりながら、わずかに残った脳内領域を使って、そこでコードのこと考えて指摘しろ、と。普通に黙ってコードをタイプするだけだったらサラッといくけど、この状況でやれと言われるのが本当にキツい。
また妙に相手がコードレビューにノリ気(もしくは本心がイヤでも表面上ノリ気を見せるタイプ)だともうしばらく放置した死体みたいな状態になってレビューしている。

自律神経がフラフラになって脳を酷使してまでやることかね?使うエネルギーに伴う疲労の割にメリットが少ない。メリットがあるのは分かっている。指摘しているのはメリットの有り無しではなく、そのエネルギー効率の低さだ。コードレビューってエネルギー効率が悪くね?
とにかく私はコードレビューが嫌いだ。この「嫌い」という感情だけははっきりさせたい。ハッキリさせたからといってコードレビューの数が減るとは思えないが、書いた。

もし同じご意見をお持ちの方がいらっしゃったら本書を読んで論理武装をした上で「コードレビュー嫌いだ!やめー!理由は疲労というものはだなー」と言ってみてください。

すべての疲労は脳が原因 (集英社新書)

すべての疲労は脳が原因 (集英社新書)


tango-ruby.hatenablog.com

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