ベルリンのITスタートアップで働くジャバ・ザ・ハットリの日記

日本→シンガポール→ベルリンへと流れ着いたソフトウェアエンジニアのブログ

海外生活でとっさの英単語が出てこない場合に備える語彙力強化の1冊

移転しました。

以前、職場の同僚デザイナーのAと打ち合わせをしている時に「水道の蛇口」という英単語が出てこないで困ってしまった。それで「だから、ほら。あのキッチンにある水が出てくるとこの形みたいなよー」とか言ってしまった。その後、Aが「bibcock(蛇口)のことか?」と言ってくれたので助かった。

シンガポールで英語だけで仕事をしてしばらくになるが、意外に日常生活で現れる基本的な単語が分からないことがある。で、こっちに来てから買った本がこれ。

Oxford Picture Dictionary: Monolingual

Oxford Picture Dictionary: Monolingual

語彙力強化はたとえ海外に暮らしてある程度、英語力がついたとしても絶え間ない努力が必要、というのが持論。

文法は本を一冊しっかり読めば身につくし、いつまでも勉強する必要はない。だいたい文法のルールなんて何万もある訳ではない。ただ語彙は何万もある。そしてどんなに勉強してもやはりネイティブとは歴然たる差がある。

で、少しでもその穴を埋めてくれるよい方法はないか、と考えていたときに出会った本が前述のOxford Picture Dictionary。
日常の風景を描いたイラストを共にそれにまつわる英単語がかかれている。全部で約4000語。
独特な絵の雰囲気とそこにひたすら書かれている英単語がシュールな感じを出していて、ページをめくり出したら止まらない感覚がある。

下のイラストと英単語をしばらく眺めていただきたい。すると自然と英単語が身につく、というのが実感いただけると思う。

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どんな人でも「仕事で使う英単語」は使う回数が多いので自然と覚えてしまう。

私にしても例えばDatabase, Server, Protocol, Back-endなどのIT用語は毎日、言葉にするので忘れようがない。カンタンな言葉だけ書いたがもうちょっと専門的な難しい言葉でもなかなか忘れないしスッと出てくる。

冒頭に書いたような「あのーあれなんて言うんだっけ?」となってしまう英単語は意外に日常生活に近いがあまり仕事で使わない英単語が多い。水道の蛇口とか特にそう。

そこをしっかり補ってくれるのが本書。イラスト付きで楽しく学べるので子供も時々見ている。
結局、語彙なんて使ってナンボ、触れてナンボである。できるだけ目にして言葉にして読んでおかなければとっさの時に出てこない。

したがって単語力強化には本書はオススメ。

Oxford Picture Dictionary: Monolingual

Oxford Picture Dictionary: Monolingual


ちなみに英文法を強化したい人にはこちら。

tango-ruby.hatenablog.com